ドコモから11月5日付けでナイスな発表がありました。2009年12月1日よりパケホーダイダブルに上限5,985円でダウン128kbps/アップ 64kbpsの非対称型のベストエフォート方式の定額PC接続が可能になります。パケホーダイ・ダブルでiモードだけで常に上限の4,410円に張り付いていた方にしてみれば、その差額は1,575円です。普段は携帯で十分だけど場合によってはPCでブラウジングしたり、メールもしたいなんてユーザにとってはこれは、非常に有益なものです。恐らく、moperaの定額APNを使う形になると思います。今後、携帯電話のデザリングは間違いなく伸びていく分野なので、その地ならしとしても面白い。
このプランの肝はパケホーダイダブルで上限張り付きのユーザは、追加1、575円で128kbps/64kbpsのモデムとして利用しても利用できることと、利用しないときは普通のパケホーダイダブルの料金で収まる点。普通にモデムとして利用可能なので、USB接続、Bluetooth接続(BT-DUN)、無線LAN(現状ではN-06Aのみ)でPCやゲーム機、カーナビなどと接続できることです。テレマティクスサービス向け限定とすれば、ソフトバンクが2010年1月からはじめるカーナビプラン(パケットし放題1,029円~4,410円+210円)の方が安価です。
パケホーダイと、定額データプラン64kbpsで月額4,200円(バリューだと34,65円)の併用をしていた方や、WILLCOMで3880円の新つなぎ放題に入っていた方などにとっては乗り換えの可能性を検討すべきサービスプランだと思います。
値段からしてiモードでパケホーダイのフルブラウザ利用時の値段をベースにしたことは容易に想像できますが、実際にはドコモでフルブラウザつかってる人って少なくないですか?自分の周りでは旧パケホ+jigブラウザな方ばかりです(その方が安いし快適)。パケホーダイ・ダブルはスライド制の料金体系ですから、今回の新プランは、使った月だけ多少の支払い増でPCでもHSDPA網が使えるのが画期的です。さらにこれ目当てで旧パケホから、パケホーダイダブルへの契約変更が進めばドコモにとって月額315円の臨終収入になります。非常に良く練られたプランだと関心します。
今年の携帯電話各社の動向で大きなものは、auの指定通話定額、ガンガンメールが際立っていましたが、どちら新規ユーザの獲得・既存ユーザの満足度アップには貢献しますが、どちらもキャリアとしては微妙にARPUが下がるプランのような気がします。ドコモの今回の発表は、ユーザ満足度を上げつつARPUの向上にも寄与する、珍しいケースでしょう。

